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目黒製作所 メグロ S−8 249cc 1963年式
メグロS−8はジュニアリースの最終生産型で、S−3ルックのOHVで13.5馬力。人気のモデルでした。
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というよりこれは「西田さんのメグロ」。
私自身もそろそろ真剣に考えなければならない問題なのですが。自分がいなくなった後や、健康上の理由で乗れなくなった後、残されたバイクを誰に引き継ぐか。って結構難しい。
まだ新しくて,手に入れたばかり、普通に処分できるバイクなら特に問題は無いのですが、思い入れがあったり、維持していくだけでも結構手間と時間がかかるバイクは難しいですよね。
とても上手に引き継いだ例も,上手くいかなかった例もいくつか見てきました。
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このメグロは、お手本の一つだと思います。元々個性的な仕上がりになっていたものですが、それをそのまんま引き継いで行こうというのが現オーナーの方針のようです。
すべからく、こうありたいものです。
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カワサキメグロ K2 496cc 1966年式
もう1台、上手く引き継がれたのがこのメグロ。今度は父から子へ。
カワサキが目黒製作所を吸収合併。スタミナK1をベースに主にエンジンを改良。パワーアップと耐久性向上を狙って出したのが、K2。後のW1のベースになります。
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メグロをご存じの方は、この車体の色やウインカーなど、オリジナルじゃないところが気になるかもしれません。でも、現オーナーさんが知る限り、このバイクはこの色、この形。お父様が乗られていたバイクです。
バイク好きの親父にしてみれば、息子もバイク好きになって、一緒になってわいわいやれればこんなに嬉しいことはない。けど、息子はバイク好きにならないんだよね。
実名を挙げるのは差し控えますが、親父がコアなファンであればあるほど、息子は興味が無い。ってケースを沢山見てます。親父を見ていてよっぽどあきれているのか、母親の愚痴をさんざん聞かされているからなのかは知らないけれど。(笑)
心当たりのある方は沢山いらっしゃるのでは?じゃあ、お前の所はどうなんだって?
どうなんだろうねえ。
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カワサキ W1-SA 624cc 1971年式
メグロ繋がりの最後はダブワンです。先ほどのK2を624ccに拡大し、W1として発売されたのが1966年。その後国内では、ツインキャブのW1Sへ進化。タンクのメッキ塗装や、七宝焼きのエンブレムなど凝ったパーツ満載でした。
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そして、1971年に出たのがこのW1SA。それまで右チェンジ、左ブレーキだったものを、画像でもわかる様な複雑なリンクを介して左チェンジ、→ブレーキとなりました。
さらに1973年発売の最終生産型650RS-W3でフロントがWディスクになります。
実は私が免許を取ったのが、この辺の年代。思い出多き時代でした。高速ではハンドルの太さが2倍になるとか、ミラーが全く役に立たないとか、振動が凄いってよく言われます。ぶん回すより、高いギアで立ち上がって行くときの音が魅力だって言うけど、高回転域の音が一番魅力的だって思うのは私だけでしょうか?
オーナーさんこだわりのカタログ仕様ヘルメットがちゃんと写っていません。ごめんなさい。
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ホンダ ドリームCB250 エキスポート 249cc 1968年式
乗り始め繋がりでいくと、このCB250も同世代。350と併せて、名前と音から、「エキポコ」なんて呼んでました。
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これといって尖ったところは何にも無いけど、とにかく丈夫で扱い易い。私たち世代は一度は何処かでお世話になっているんじゃあないでしょうか?仲間同士でツーリングに行けば、必ず1台は混じっていた気がするし、当時のホンダSFの代車もこれだった。
私の友人なんか、ヘッドカバーをぶつけて穴開けてしまったのに、パーツが来るまでそのままタペットむき出しで走ってました。
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ホンダ ドリームCB250 エキスポート K4 249cc 1972年式(エントリーリストにはK2とありますがK4です。)
当時ホンダの2気筒は、450も含めて、ただのCBがメッキに黒。エキスポートが輸出仕様のカラフルツートン。セニアがディスクブレーキ付。って思ってました。
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最終型に近づくにつれ、安全安全とやたらにうるさくなった上にデラックス化。ヘルメット義務化のおかげか、ヘルメットホルダーが付いたり、タンクキャップが鍵付きになったり、ウインカーやテールランプもでっかくなったのは良いのですが、弁当箱テールランプは、やたらと明るくて、当時のプアなヘッドライトでは、目の前でブレーキかけられると周りが何にも見えなくなったっけ。(笑)
それにしても峠のおじさん、いかにも雨の中走ってきましたまんま。確かに前の日は降ってたけどさ。一応デレガンスなんだから。(笑)
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ホンダ CB1000 SUPER FOUR ”BIG-1” 998cc 1985年式(?)
正直言ってこの辺になると完全に守備範囲外。乗ったこともないし、出た当時は「何だ売れないから夢よもう一度でCB900Fの焼き直しか?」位にしか思ってなかったのですが、実は先日から我が家に1台住んでます。(笑)
何で我が家にいるかというと、友人の1人が奥方に黙って買ってバイク屋さんに預けておくという暴挙に出ていたのですが、お店の都合で追い出され、頼み込まれて我が家で預かるはめになっちまって。またも不動車が1台増えちまったい。
その内なんとかしてやろうとは思っているのですが、タイヤもブレーキもゴッツい上に、電子デバイス満載で、整備性ってなーに?みたいな造りなんですよね。
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ホンダ CB1100 typeU 1140cc 2010年式
先ほどのSUPER FOURの奥様の愛機。何で奥様の方が1100?と思って調べたら、こっちの方が車両重量で15kgも軽いんですね。
奥様のライディングは全く癖がなく、安定していて教習所のお手本みたいだったのが印象的でした。きっと、とても乗りやすいバイクなんでしょうね。
お二人揃ってツーリングの荷物を積んだまま、デレガンスを周回されてました。
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ホンダ SPACY125STRIKER 124cc 1983年式
毎回楽しませてくれる富山組ですが、このスペイシー・ストライカーも楽しいモデルですねえ。
なんてったって、当時のホンダのプレスリリースが「2輪車初の自動収納式ヘッドライトを採用
高級乗用車感覚のスクーター 、ホンダ・スペイシー125ストライカーを発売 !」ときたもんだ。(笑)
へえ、刀より先なんだ。と思ったのは私だけ?確か同じ83年。
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今は常時点灯義務化ですから、幻のリトラクタブルヘッドライト。デモ走行でもポコポコ上げたり下げたりして見せてくれました。
トップケースが付いているせいか、後ろ姿がそこはかとなくGL。そういえばヒーターも付いているのですよね。
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オーナーこだわりのご当地ナンバーAMAZING TOYAMAの1番。デザインが素敵です。
今回のミーティングはとっても楽しかった。秋の80回ではどんなバイクが見せてもらえるんでしょう。今から楽しみです。
(なお、掲載順は、デレガンスの出走順ではありません。)
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