学生の頃、いっしょに走った友達が我が家をたずねてくれました。そして、数十年ぶりにいっしょに走りました。バイクの友はいいです。昔は彼はCB250エクスポートでしたが、今はSR400。SR500/400の登場は1978年なので、私の年代としては新しい感覚ですが、今や単気筒の名車となりました。見た目のイメージは柔らかですが、なかなか硬派なバイクです。 単気筒500/400の圧縮抵抗は、CB750の736÷4=184や、W1の624÷2=312よりあるので、また圧縮比も高いのでちょっと気合が必要です。CBは無意識にキックできますし、W1も体重使うこともなくキックできますが、SRは数回始動に失敗すると体重でキックしたくなります。(といってもセンタースタンド立てて体重キックするのはセンタースタンド弱いバイクでは厳禁です、ひょいとキックペダルにに乗って、ほにぁ!、です、ケッチン避難の意識しながら) 400単気筒のトルクはトップギアで、坂道国道や高速道のだらだら登りも気になりません。加速もしますが、4000以上は、これも硬派な振動がでてきて、それでいくと決めない限りは快適ではありません。これも昔なバイクの感じです。登場はCBより10年も新しいですが、CBのほうが軟派な快適バイクに感じます。 SRは、いろいろひっくるめてSRが好きでないと跳ね返されるバイクかなと思います。
そうそう、彼のCBはキックのラチェットが壊れたので、セルあるからキック要らないやと、キックを外してセルだけにしたのでした。そうすると、キックペダルがふくらはぎにあたらず、それはそれでいい感じでした。今、思えば時代の先取り?その彼が、こんどはキックだけのSRに乗っているのですから縁は奇なものです。
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